愛読書

中村亜紀

みなさんはハリーポッターをご存知でしょうか?

私は小学4年生の時に父親から勧められ始めて読んだのですが、めちゃくちゃハマってしまって!何度も何度も読み直して、本当に大好きな物語です。ちなみに映画より細かい描写がある本派です(笑)

この前、金曜ロードショーで久しぶりに見たら、昔の自分とは違った感情になりました。ところどころ忘れている部分もあったのですが、私より記憶力のある父と妹に聞いて思い出しながら自分なりに考えてみました。

好きなシーンは数え切れないほどあるんですが、一番心が動かされる所はどこかと考えた時、「死の秘宝」の最後のシーンが思い浮かびました。ハリーとジニーが大人になって彼らの子どもたちが登場する場面です。そこで驚いたのが、息子の名前でした。

「セルブス」っていうんです!

そう、あのスネイプの名前です。ハリーはずっとスネイプのことを憎んでいたのに…!?

スネイプはとても意地悪で、いつもスリザリンびいきで、ハリーのことを目の敵にしていました。でも最後にスネイプの本当の気持ちを知って、ハリーの中で何かが大きく変わったのだと思います。

だからこそ自分の子どもにその名前をつけたのでしょう。

もしかすると、自分が嫌いだと思う人や苦手な人こそ、大切なことを教えてくれる自分にとって有難すぎる存在なのではないか?ハリーにとってスネイプがそうだったように。

ハリーポッターには多くの登場人物がおり、それぞれの背景や想いがあります。最初は「悪い人」だと思っていた人も実は違う一面を持っていることに気付かされます。

最近、人生について考えることが増えました。(多分年齢的にだと思います)

「物事を多面的に見ること」「起きている出来事に良い・悪いはないこと」

思い返せば、親や先輩に口酸っぱく言われてきたかもしれません。当時の自分は完全スルーしてましたが(笑)

そのタイミングで金曜ロードショーでハリーポッターをたまたま見たので自分の中で腑に落ちた感じがします。点と点が線でつながった気持ちになりました。

ふと思ったことを書いてみました(^^)

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