私がなぜ「お菓子教室」を始めたのか——
今日は、そのお話を少し書いてみたいと思います。
ほんの数年前まで、まさか自分が「お菓子教室」を開くなんて、夢にも思っていませんでした。
けれど、今はこうしてお菓子を通じて、きっと以前の私なら出会うことがなかった素敵な方々とご縁をいただき、私の世界は大きく広がっています。
それまで私は何をしていたかというと——
大学卒業後、新潟県で6年、結婚を機に福島県へ移り、そこから30年以上、小学校の教員として子どもたちと向き合ってきました。定年まで勤め上げ、退職したときは「やりきった!」という達成感と、これから始まる新しい人生へのわくわくでいっぱいでした。
退職後は、
ピアノを弾いたり、手芸を楽しんだり、きれいな字を書けるよう練習したり、スポーツジムに通ったり、昔の朝ドラを見返したり……。やってみたいことがたくさんありました。
その中で、いちばんやりたかったことが「断捨離」でした。
断捨離には、実は現役時代の終わり頃から少しずつ取り組んでいて、退職後は一気に加速。ご縁があって「やましたひでこ先生の断捨離®実践サポート13期生」として学びながら、半年間、毎日こつこつ断捨離に励みました。
断捨離が進むにつれ、心も暮らしもどんどんスッキリしていきました。
そして、ふと気づくと——
「やりたいと思っていたこと、結局どれも手放したけれど、お菓子作りだけは残っていた。」
そうして、私の第二の人生は、自然と「お菓子教室」という形になったのです。
今日はここまで。
また続きを書きますね♪